20世紀、特にその後半の飛躍的な科学技術の進展による工業化社会そしてコンピュータ社会の実現は、人々に物質的な豊かさをもたらしました。しかし、その後のインターネットの発明とその活用により実現した21世紀の高度情報化社会においては、物を価値としていた時代から情報を基盤として経済的な価値が創出される時代へと社会のパラダイムが変化し、人々は、精神的な豊かさを求めるようになってきています。 このような時代においては、従来の大量生産大量消費ではなく、個々人の感性を重視した製品作り、感性的な価値創造型の産業構造が必要とされています。 新産業開発振興機構では、このような背景から提唱されるようになった「感性工学によるものづくり」の重要性を概観し、講師の大倉先生より、これまで行われてきた「人にやさしい製品の開発」について、感性データマイニング(大容量データを分析し、パターンやルール・知識の発見)に基づく商品開発や医療事故防止ための表示方法ほか、事例を中心に紹介します。ぜひ、企業の皆様の今後の企業活動の参考にしていただくようご聴講下さい。多数のご来場をお待ちしております。
感性工学によるものづくり ~人にやさしい製品の開発~ 芝浦工業大学工学部情報工学科 大倉典子 教授
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