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セミナー・講演会紹介
「産学官交流」講演会・交流会
 
第 36 回「産学官交流」講演会・交流会のご案内

第36回(本年度第1回)のご案内を差し上げます。今回は、東海大学海洋学部から下記のような内容でご講演いただきます。大学の一部を知ると同時に、先生方との交流も持っていただき、今後の企業活動に活かしてもらえばと考えます。
多数のご来場をお待ちしております。

「学校」

東海大学海洋学部

「開催日時」  平成19年4月27日(金)
講演会/17:00〜18:30
交流会/18:30〜19:30
「会場」 講演会/清水商工会議所 3階 研修室
交流会/(同 上) 7階 産学交流サロン
「テーマ」

講演 『東海道名物、清水のシロウオは復活可能か?』
海洋学部水産学科 秋山信彦 教授

早春の風物詩と言われて、「踊り食い」で有名なシロウオを思い浮かべる人はかなりの食通かもしれない。一般に踊り食いで有名なのは福岡の室見川である。しかし、この清水の地も昔は有名なシロウオ産地だった。東海道の名物にはいろいろあるが、その中で「由比のサクラエビに清水のシロウオ」と言われていたそうだ。現在でも由比のサクラエビは有名で、国内で漁獲できるのは駿河湾だけである。一方、シロウオと言うと、大分・山口・愛媛・三重・福井・新潟・青森など全国各地で細々と漁獲されているが、東海道では見当たらない。福岡も漁獲量が減少し、現在では大分、福井などから購入して地元産と称して食べさせている。
このシロウオは通常、海で生活しているが、産卵前に川を溯上し、下流域の砂礫底で巣を作って産卵する。その、溯上時期が 3月から4月にかけてであるために早春の風物詩となったわけである。各地で独特な漁獲方法によって漁獲されているが、清水ではその昔、巴川の河口で四手網によって漁獲していたそうだ。これを政財界の大物が毎年楽しみにしており、その時期にわざわざ清水まで来たそうだ。現在ではどうかというと、興津川などで意外にも復活可能なほど残っている。すこし工夫すれば漁獲対象物にまで増殖させることが可能である。全国へ出荷というほど大きな市場とはいかないが、早春の風物詩として、地域観光特産品としての価値は十分ある。シロウオが再び清水の観光名物になる日は来るのだろうか?
本講演では清水の地域資源復活を目的として、『シロウオの生態と増殖技法』などを概説する。
また、今話題になっている『マグロの陸上養殖』についても現状を一部紹介します。

「参加料」 無料 (交流・懇親会参加者は1,000円。軽食・飲物を用意いたします)
「定員」 60名
「申し込み」 FAXまたはMailでお申込み下さい。
FAXで申し込む場合はこちら  メールで申し込む場合はこちら
清水商工会議所 新産業振興室(担当: 相磯、赤堀、白澤、見城)
(代) 054-355-5400 FAX:054-340-5117 (専用) 352-7817
mail:info@nio-s.net

※ 学校側との積極的な交流を図るためにも、ぜひ交流懇親会にご出席下さい。
※ 尚、申込書にご記入頂いた情報は、当日名簿として配布するほか、商工会議所  からの各種連絡・情報提供に利用する事がありますことを、ご了承下さい。

「主催」 静岡市
「企画運営」 清水商工会議所・新産業開発振興機構
 
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