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第147回「産学官交流」講演会

今回は、静岡大学にご協力いただき、第147回の講演会を開催いたします。多数の方のご聴講をお待ちしております。是非、今後の事業活動等にお役立ていただきますようご案内申し上げます。

学校 静岡大学
テーマ データマイニングの応用と水素利用の触媒開発
開催日時 2023年11月29日(水)
講演会/17:00~18:30
名刺交換会/18:30~19:30
会場 静岡市清水産業・情報プラザ3階研修室1・2
内容

講演1 『時系列データを扱うデータマイニングと機械学習の応用可能性を考える』

静岡大学 情報学部 情報学科 准教授 山本 泰生 氏

クラウドサービスの普及やIoTの発展に伴い、人・社会に関わる多様な事象のデータ利活用が広がっている。この中で、データの価値を発見するデータサイエンスならびに人工知能分野の諸技術に注目が集まっている。講演者は「データ駆動発見」をテーマとして、測光時系列データから突発変動現象を検出する天文分野の応用研究や製造工程中の作業行動や操業データから異常検知する産学連携の研究を進めている。
本講演では、これらの事例を合いまぜながら、時系列データを扱うデータマイニングおよび機械学習技術を紹介し、データ駆動発見の科学パラダイムの可能性について述べる。

【略歴】
1981年生まれ。2005 年神戸大学大学院自然科学研究科修士課程修了。2010 年総合研究大学院大学博士課程修了。2009~19年山梨大学大学院総合研究部助教。2014~2017年科学技術振興機構さきがけ研究員(ビッグデータ基盤領域)。2019 年より静岡大学大学院情報学研究科准教授。人工知能基礎、機械学習応用、データマイニングの研究に従事。IEEE、ACM、情報処理学会、日本データベース学会各会員。博士(情報学)。

講演2 『白金ナノ構造を強度化する ~水素の製造・利用へ向けた触媒の開発~』

静岡大学 理学部 化学科 教授 加藤 知香 氏

白金は、水素製造用光触媒や燃料電池用電極触媒等の水素関連分野で広く利用されている元素ですが、希少かつ高価であるため、白金使用量の低減化が重要な課題の一つとして挙げられています。これに対して、白金の耐久性向上に関する技術開発へのニーズが高まりを見せており、現在も様々なアプローチによる取り組みが進められています。我々の研究グループでは、耐熱性・耐酸化性・耐酸性に優れたポリオキソメタレートという分子に着目し、その骨格構造へ白金を精密導入することで、白金ナノ構造の強度化による耐久性向上を目指しています。本講演では、我々が開発した白金分子を用いた触媒の調製法や活性・耐久性に関する研究成果をご紹介します。

【略歴】
東京大学大学院工学系研究科応用化学専攻博士課程修了(1999 年)。博士(工学)。静岡大学理学部着任 (2007 年)。2023年より理学部化学科教授に昇任。主な研究分野は、無機合成化学、触媒化学。

参加料 無料*大学側との交流を図るためにも、是非名刺交換会までご出席下さい。
定員 40人
申し込み

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静岡商工会議所 産業振興課(担当:酒井、堀川)
TEL:054-355-5400 FAX:054-352-7817
E-mail:info@siip.jp

※ 申込書にご記入いただいた情報は、静岡商工会議所からの各種連絡・情報提供に利用する事がありますことをご了承下さい。
主催 静岡市清水産業・情報プラザ(指定管理者:静岡商工会議所)
共催 新産業開発振興機構
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